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2015年12月

2015年12月24日 (木)

ホームレスなどの年末年始援護対策と増えている無料低額宿泊所の問題

名古屋市は、今年12月29日~1月4日までホームレスの方の宿泊場所の提供や検診、相談など「年末年始援護対策」を行います。

援護対策について申し入れ

14日、日本共産党名古屋市議団は健康福祉局長に、年末年始の援護対策について申し入れをおこないました。

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 申し入れは①事前相談、臨時相談所の開設、無料宿泊所開設など市の対策の周知②結核検診などに加え、歯科検診の実施③提供する食事の改善④無料定額宿泊所利用者への相談・制度利用につながる相談体制充実の4点。

 中村、中区の24時間営業のネットカフェ31店舗のうち18店舗の協力を得て、年末年始援護のチラシを置いていただくという報告に対し、市議団でも協力できることはしたいと伝えました。

増えている「無料低額宿泊所」の劣悪な実態 

 40年ほど前からの取り組みで、徐々に相談件数は減っていましたが、リーマンショック後は急増していました。ここ数年は再び減少しており、ピーク時の半数となっています。

 一方増加傾向にあるのは、無料低額宿泊利用者。利用者の相談を受けているNPO法人の報告会では、一人畳一畳のスペースしかない、食事とは言えないインスタント食品の提供であったり、権利日名目で利用者に多額を請求されるなど、劣悪な環境の事例もあることが報告されました。

 無届の宿泊所数は把握されておらず、川崎市では火災による死亡事故も発生しました。法整備が進まないことが原因の一つで、強制力を持った行政指導ができていません。

 本来低所得者や住宅のない方のための福祉施策であるはずの「無料低額宿泊所」は貧困ビジネスの温床となり、金儲けの手段となっています。

 報告会では『生活保護の窓口職員の不足により、行政の手が足りず対応しきれていない」という指摘もありました。

 先進国の中でGDPに対する社会保障費が低い日本。生存権を守る政治への転換が必要です。

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2015年12月15日 (火)

「天守閣木造復元は課題が多い」の指摘に回答は無しー北区タウンミーティング

名古屋市が進めようとしている「名古屋城天守閣の木造復元」は、2020年の東京オリンピックに合わるという無謀な計画、国産の木材を使用し、400億円という巨額の市民負担を伴うもの。

北区役所講堂で市民経済局主催の「名古屋城天守閣の整備について」タウンミーティングが行われました。

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天守閣の整備について市民の意見を聞くといい、あいさつの中で市長は、「何としても本物の木造復元をしたい、木造復元すれば大儲けできる、福祉は必要だけど福祉に回す財源を作らなきゃいかん」こういう考えを示しました。また、「空襲で地獄を見た名古屋だった。亡くなった人は1万人だったといわれている。都心のど真ん中を空襲でやられた。東京大空襲は亡くなった人の数は多いが、あっちは下町ですから。東京がくそみたいに威張っとりますけど」とんでもない失言。都市の被害をそもそも比べるべきか、そんなことまで飛び出す挨拶に、とても不快感を覚えました。

市民の発言は挙手7人、的確に問題点を指摘する意見が出ました。

kさん

耐震を進めてほしい。耐震に29億円かかることだって大変な負担。400億円かける必要があるのか疑問。大工が足りないのではないか、オリンピックに合わせる必要があるのか。働く人の低賃金が起きないか。

gさん

忠実な復元というが、江戸時代の建築が今の時代の耐震基準に合っているとは思えない。筋交いは入っていない、壁は薄いもの。市長は「木造はあったかい」というが、木造は夏は暑く冬は寒いもの。窓は非常に小さいのが当時の天守閣の設計。冷暖房は考えなければならないどうするのか。照明は?階段は?スプリンクラーは?避難経路、避難施設はどうするのか?10階建ての木造に相当するものでありえない。説明を聞いてもわからない。

Iさん

観光目的なのか、歴史的復元なのかどちらなのかわからない。観光なら一般公開があるということになるが、避難設備もありません。バリアフリー含めて作らなくてはいけないので、福島県の小峰城は木造復元したがバリアフリー設備がないため未公開にしている。完全復元が目的なら、本来一般には公開できないものになる。金沢城のようにエレベーターあり、木造階段あり、スロープありなら完全復元とは言えない。完全な木造は、修理と改修をしょっちゅうやっていかなければ長持ちしない。法隆寺だって1000年経っているが、初期の木材が残っていることはない。名古屋城でも何回も修理を繰り返してきた。建築費以上に工事費はかかる。材木の確保の問題もあるが、伝統的な建物を維持管理していくための職人と維持費を毎年確保できるのか。木造復元した時に、今の本丸御殿のような公開の仕方、つまり、「触るな、入るな」という公開の仕方は、身体障害の方、視覚障害者、高齢者を完全に排除した見せ方になると思う。天守もそうなれば誰も中に入れないことになる。

Nさん

シンボルもいいが、名城公園の外周をきれいにしてほしい。台湾の公園に行ったときにたばこ一つ落ちていなかった。外周の清掃に力入れてほしい。

Bさん

ボランティアをして被災地にも行った。過去の文化財というのは残すものであって、新しく作り出すものではないと思う。先人たちがが築いた天守がコンクリートであろうが、大切に耐震補強して生かしていくのが我々の知恵だと思う。名古屋城の周りには車があふれかえっている、きれいな名古屋城に見えますか。

Nさん

市民アンケートをやるなら小中高校生にもしてほしい。焼失して70年経つ。焼失前の天守を知っている人がほとんどいないのでは?昔の天守を知っている人を伝える人を大事にしていく必要がある。歴史的な天守にエレベーターがあるとがっかりする。作るなら本物を。

Yさん

昔の天守を覚えている。階段が急で滑りやすかった。自分の父親が宮大工をしていた。伊勢神宮と同じで基礎から作るとなれば木の矯正が必要。木を水に3年はつけて悪い癖をなくすという作業が必要。熱田神宮も用材をつけておく水があると思う。賛成反対よりも技術的にどうかなと思う。

Mさん

素材について、本物の材料か外国産なのか、釘も現代風なのか、接着剤も使用するのか、どうするのかということ。築城時と同じものを作るのかどうか、それではハンディキャプのある人に上ってもらうのか。 本丸御殿でも車椅子の人がどれだけ入っているかわからないが、そういう人たちをすべて排除していいのかという問題。 場内をどういう風に使っていくのかということ、ミュージアムのようにするのか、何も置かないのか、何もないなら、観光と言ってもぐるっと見て終わるし、何か置くならテーマパークのようになってもいけないので、何を置くのかということもどうするのか。自分もどうしていいのか決めていないが。

Iさん

2歳の孫に本物の天守を見せたい。多少経費が掛かっても日本の文化遺産世界の遺産になるので木造に残してやりたい。

市長の答弁 (まとめて)

「木造復元は儲かるんです。福祉の材料を作っていく。こういうことで名古屋は頑張らないと、東京と大阪の真ん中にあって、都市というのはいつダメになるかわかりませんよ。ちゃんとシンボルつくって、お客さんがたくさん来て魅力つくらんと力が落ちてしまう。」

「その時に福祉の力がどれだけ落ちるか考えないといかん。」まるで脅しのよう。

「大工さんの問題。江戸城も大阪城も広島城も熊本城も全部いっぺんに復元するならとても足りんですわ。」いっぺんに復元するという想定がありえない。少なくとも上記の大阪、広島、熊本も木造の議論はありません。

これらの質問意見に対し、具体的な回答はありません。すべて「プロポーザル(企業からの提案)を待つ」としか答えず、重要な指摘への回答はすべて避けました。

急な階段についての指摘は、「急な階段は庶民用、ゆっくりした階段は殿様用だから」と回答にならない返事をし、笑いをとろうとする市長でしたが、問題はとても深刻だということを理解していないことがよくわかりました。

結局、文化的価値が高く史実に忠実に作ると言いながらオリンピックに間に合わせるため突貫工事かと思わせるような計画、400億円という費用の財源は現在のところ市民負担しかない、技術的な問題はすべてゼネコンの提案待ちという投げやりな天守閣木造復元。私は今日の説明会で素直にそう感じました。

今後12行政区で順次開催されます。北区では、建設にかかる財源問題(国交省も文科省も補助を出せても数億円という回答でした)と建設期間について(昨年の市の調査でも解体に3年本体工事に6年かかると結果が出ているのに、今回の提案は、4年足らずで壊して作るというもの)は質問が出ませんでした。

区をまたいで参加も可能です。ぜひ意見を出していただきたいとおもいます。

タウンミーティングの日程20151028082922469__2

 

2015年12月13日 (日)

12月議会では、閉会中に審査した請願や陳情について、本会議で報告が行われます。

北区の保育団体などで作る北区保育団体連絡協議会から「子どもたちが健やかに育つために病児・病後児デイケア事業の拡充と一時保育事業の拡充を求める請願」が議会に提出されていました。

11月12日の請願審査では、請願の中のリフレッシュ預かり保育の拡充を求める項目について日本共産党の委員以外の他会派の対数により不採択となりました。

この日の委員会では、請願の陳述も保育士さんが行い、リフレッシュ預かり保育が不足し手織り拡充が必要ではないかと質疑したのは共産党委員だけ。最後に委員長(民主)から、「公立保育所で可能な範囲で実施している事業だから不採択」と、とても理由とは思えない理由で採択されませんでした。

12月7日の本議会では、不採択の対する反対討論が行われ、日本共産党高橋ゆうすけ議員が許されている2分間の討論を行いました。以下。

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【高橋ゆうすけ議員】

ただいま議題となっております「子供たちが健やかに育つために病児・病後児デイケア事業の拡充と一時保育事業の拡充を求める」請願のうち「公立保育所のリフレッシュ預かり保育事業の拡充」について、採択を求めて討論します。

リフレッシュ預かり保育事業は2012年5月より、「育児疲れを解消し、新たな気持ちで育児に取り組めるように」と始められました。保育所に子どもを預けている保護者には、育児相談も含め支援があります。しかし、子どもが預けられない保護者は、子どもと離れて過ごすことも相談することもなかなかできず、育児ノイローゼ、児童虐待につながってしまうこともあり、虐待防止の観点からも非常に大切な制度となっています。

現在、この事業を行っている公立保育所は1日10か所程度、1か所につき2名の定員なので、予約がすぐに埋まります。保護者からは「数時間でも預けられると心が楽になる。しかし預けられないとイライラしてやさしくなれないし家族とも喧嘩してしまう。そんな自分に後悔する。もっと利用できる日を増やしてほしい」などの声があがっています。

民間保育所も一時保育事業を行ってはいますが、事実上、待機児童対策となっており、リフレッシュには使えないのが現状です。当局も、「在宅での子育て家庭への支援拡充は必要」との認識を示しました。だったら、保育士も増やして、育児に悩む保護者の願いに寄り添う公立保育所のリフレッシュ預かり保育事業を充実させるべきです。
 以上のことから、本議会がこの請願を採択することを呼びかけて、討論を終わります。

2015年12月 9日 (水)

障害のある人もない人もわけ隔てのない社会を目指して―障害者週間リレートーク

全国障害者週間が12月3日から9日まで取り組まれ、名古屋駅太閤口ではマラソンスピーチ、栄では署名活動が取り組まれました。例年とっても寒いのですが、この日は暑いくらいの暖かな日差しの中取り組まれました。

8日市議団から山口議員と私も参加し連帯のあいさつ。

リレートークに参加した12月8日は、74年前に日本軍が真珠湾攻撃を行い、侵略戦争が改選となった日であり、35年前「War is over.if you want it」と平和への希求をうたったジョンレノンが殺害された日です。

戦争が多くの障害者を生み、障害者差別を助長してきたという歴史を学ばなければならないと改めて思います。戦争法は絶対になくしていくためにがんばることと、当事者が希望もって暮らせる社会にするためにみなさんとも一緒に声を上げていきましょうとお話ししました。

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2015年12月 8日 (火)

北区の路線バスの拡充を―北区住民が市交通局を懇談

12月8日、「北巡回バスの充実と新たな路線バス」を求めて、北区の六郷北、飯田、辻、東志賀、福徳地域の住民の皆さんが交通局と懇談を行いました。

住民の暮らしに欠かせない市バス

大きな公営住宅などが多い北区は、入居者の高齢化とスーパーなどの撤退で買い物難民の問題が恒常的となっています。

また、主な公的施設をつなぐ北巡回バスがありますが、文化・社会教育の拠点である、北文化小劇場、北図書館に向かう路線バスがありません。

住民から交通局に対して以下の要望が出されました。

  • 福徳町で行った交通アンケートでは86%の人が愛工前バス停を北巡回バスが通れば利用したいという結果が出た。愛工前を巡回のルートに加えてほしい。
  • 北図書館、北文化小劇場前を通り、大曽根―矢田(六郷北)-上飯田南荘ー辻町住宅―東志賀住宅ー西部医療センターを往復し、北区を東西で結ぶ路線を新設してほしい。
  • 山田バス停にベンチを設けてほしい
  • 天神橋に向かう勾配のある場所のバス停を山田4丁目交差点に近い南の方へ移設してほしい

現場の確認し検討をしてみたい(交通局)

「愛工前を巡回バスのルートにという要望は初めて伺った。バス停が増えれば所要時間が増えるためバスが増発できるかも含めて検討してみたい」

「路線バスの新設は、今の財政では難しい。」

「バス停のベンチ設置については現場を確認し、設置できる条件であれば設置していく」

「天神橋に係るバス停の利用状況を確認し、南への移動がより有効であれば対応を検討していく」との回答

さらに、住民から新たな路線について「必要な時間帯は10時から16時ごろ。ラッシュ時間の増発するバスを日中の時間に転用すれば解決するのではないか」と意見が出されました。

住民の提案に対し、担当者は「バスの日中への転用はできないことはない。ただ路線バスの新設の要望が他の地域でもあるので、返答はすぐできない」との返答でした。

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住民の皆さんが作られた路線ルート図

交通局も住民の声をききたい 引き続き懇談を

交通局から、新たに新設した「上飯田南町」「山田」のバス停の利用状況や市民の声はどうですかと質問があり、

「近所の方が、日常の買い物のために利用している人が多いこと、上飯田地域から大曽根へつながったことでJRへの利用が容易になったとなった」ことや「バス停への接近がきちんとされるようになりありがたい」といった意見が聞かれ和やかな懇談にもなりました。

引き続き、検討結果などを聞く機会を設け懇談を続けていくことが確認されました。

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金城ふ頭の巨大市営駐車場の追加予算に反対―急ぐあまりにずさんな調査で追加費用が必要に

 名古屋市がレゴランド開業に合わせて建設する金城ふ頭集約駐車場。その建設費がさらに24億円以上も増えて193億円以上になります。

 党市議団はこの追加負担を盛り込んだ補正予算に反対を表明。青木ともこ議員が、補正予算に反対討論を行いました。 

 ずさんな調査で見切り発車 

追加予算をつけなければならないという理由は、土壌汚染対策やくい打ちの補強費用が増えるからです。どうして増えるのか? 

 土壌汚染や地盤の調査は、レゴランド開業の再来年3月までという工期に間に合わせるために、建設予定地内で営業中だった店舗の移転を待たずに、数キロ離れた別の土地の過去の測定値や、店舗周辺のボーリング調査をもとに推定し、建設契約が交わされました。

ところが今年7月、店舗が移転した後、更地となった土壌の調査を始めたところ、推定を大幅に超える汚染が判明。地盤についても、支持層の薄い箇所が確認されました。これによって、新たに汚染土の処理作業が加わり、支持層の杭打ちにも補強が必要になったのです。

 

当初から問題を指摘

建設に莫大なお金がかかるのですが、市は30年間で採算が取れるとしています。しかし、この駐車場建設が具体化するたびに、費用が膨らみ続けています。今後もさらに増えていく不安が消せません。しかもレゴランドはこの駐車場に関して一切負担していないのです。

大企業の負担を肩代わりするような巨大公共事業ではあり、企業も応分の費用負担をすべきだ、党市議団は指摘し続けてきました。

天守閣でも同じ懸念

今回の建設費追加予算は、レゴランドとの事業契約を急ぐあまり、「見切り発車」した結果、建設費が大幅に増大したものです。

工期を急ぐあまり、調査も不十分なまま契約を結び、結果的に多額の追加費用が必要になる。「東京五輪までに木造再建を!」と市長がはっぱをかけている天守閣も同じではないでしょうか。

 税金の使い方間違っていませんか。皆さんも一緒に無駄のチェックを!

「障害者の声を直接聞いてほしい」―知的障害当事者と市との懇談が実現

12月4日、知的障害などのある当事者の皆さんが名古屋市に直接要望を伝える懇談会が行われ私も参加してきました。初めての取り組みです。

障害当事者のなかま30名余、施設職員さん20人ほどの参加で2時間たっぷり訴えました。

重度身体障害のTさんは1人暮らし。文字盤やトーキングエイドを使って会話します。3カ所の事業所からヘルパーさんが毎日介助に入り生活をします。

「ヘルパーさんがたくさんやめることがある。学生のヘルパーさんは学業が終えると4年で辞めていってしまう。慣れたヘルパーさんに長く入ってほしい」

ヘルパーは給料が低いことなどで離職率が高い職業の一つです。安定した収入で働けるように賃金の引き上げが必要です。

グループホームで生活するUさんは、毎週外出のための移動支援を受けていますが、当日体調が悪かったあり、天候が悪い日は「外出したくないなぁ」と思うこともあります。しかし、契約をキャンセルすればキャンセル料を払わなければならないし、ヘルパーさんを断るのは気の毒だと思うとのこと。制度上グループホーム内に移動支援のヘルパーは入れないことになっています。

「せっかくお願いしているヘルパーさんなので、グループホームの中でも一緒にいてもいいようにしてほしい」

障害者支援の制度に自分の暮らしを合わせるのではなく、障害のある暮らしに制度が柔軟に利用できる仕組みを自治体の判断でできるようにするべきです。

障害支援課長からは、「みなさんは将来どんなところにすみたいですか?」と質問がありました。両親と一緒に暮らしたいという人もいました。多かったのは、「一人暮らししたい」

ある女性はちょっと恥ずかしそうに「好きな人と一緒に暮らしたい」

障害があっても、いきいきと自分の思い描く暮らしができるような社会にするためにも、当事者の声をしっかり取り入れて、制度の見直しを行っていくことで、障害者総合支援法が生きた制度になっていくと思います。

障害支援課からも引き続き、当事者の皆さんとの懇談を持ちたいと申し出もありました。

今後も、自治体や国に対して、障害者総合支援法の見直しや障害者差別解消法の具体化を当事者とともに進めていきましょう。

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市の職員を前にしっかりと訴えました。
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もう一つのパネルには「すきなひとと  すきなときに  すきなばしょに  いきたい」
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障害支援課の職員からも分かりやすい言葉で答えがありました。

2015年12月 2日 (水)

15年間で1/4の職員削減、技術継承が重要な課題に―名古屋市上下水道局の5か年計画「みずプラン」(案)

名古屋市上下水道局は2016年度~2020年度にかけての中期経営計画(案)を作成。

計画案について議会に説明があり質疑を行いました。

上下水道局は、直面している課題を「施設の老朽化」「南海トラフ巨大地震など災害への備え」「集中豪雨」、さらに、この間の職員削減を進めてきた結果、「豊富な実務経験を有する職員の退職、世代交代が進む中、これまで受けついてきた知識・技術を継承するための人材育成が書くことがない重要課題」としました。

質疑の中で、2000年に上水道事業と下水道事業が統合した後、民間委託と事業所の統廃合などで当時3113人だった職員が、2345人(2015年4月)までへ1/4の減らされていることが明らかとなりました。また、市民に近い営業所は、各行政区にあった16の事業所は9カ所に統廃合されています。

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主に、現場を知る技能労務職員が減り、全体で中堅どころの職員の減少と入職5年未満の若手職員が増えてきています。このままで、技術の継承や、災害時の機動力やマンパワーは大丈夫なのか不安が残ります。

新たな経営計画では、さらに今後、5年間で100人の職員削減する計画です。市民サービスの低下につながる人員削減はせず、今の体制を維持すべきと要求しました。

近年の節水機器の開発や節水意識の高まりで料金収入が減ってきているのも事実です。「みずプラン32」では、収入減による赤字を補うために、利用料金の値上げの計画は現在はありませんが、職員削減と事業の民間委託などで乗り越えようとしています。

水は市民のライフライン。事業を縮小するわけにいきません。独立採算となっている現在の水道制度に欠陥があることが問題です。これまで汚水にかかる費用に補助してきた国の制度も2008年に廃止になり、その分を名古屋市の一般会計からの捻出するのも限界があります。

生存権としての水を保障するために、国に対し、交付税制度などの活用も求めていくことが必要です。

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