« 2014年1月 | トップページ | 2014年3月 »

2014年2月

2014年2月26日 (水)

グループ型家庭保育室・新たな小規模保育事業は保育士割合1/2―認可保育園並みに充実を

2月25日、2月補正予算の対する本会議質問を行いました。演壇に立ったのは私だけ。

公立保育園の廃止民営化問題と、待機児童対策について質問しました。

質問の様子はこちらをご覧ください。

1

保育園と一言で言っても、

皆さんご存知の①名古屋市立保育園    

社会福祉法人など非営利法人が運営する②民間保育園 この二つは「認可保育園」と呼ばれています。     

 保育園とは呼ばなくて、名古屋市が事業所に委託して運営されている、③家庭保育室3~5人型家庭保育室 保育所併設型家庭保育室 グループ型家庭保育室)があります

 家庭保育室は0歳~2歳児だけを受け入れます。これらは、保育士割合は認可保育園の半分でいい、園庭なくてもいい、給食は提供しなくてもいいというもので、この間、10~15人定員のグループ型家庭保育室は営利企業も参入が可能なため、どんどん増えました。

Hoikuensettisuu20140226143754272_3

 これらの保育園は、名古屋市が決める所得に応じた保育料負担があります。ここ6年値上げをストップさせてきました。

 そのほか、お預かりする場所として、認可外保育所があります。ここは事業所が独自で保育料を決めます。

 認可保育園のように必要な最低基準を満たさない場合は、認可外保育園となります。具体的に保育士が少ないまたはいない、給食室がない、園庭がない、ビルの2階以上が保育室となっているなどで、企業などが特定の職員の福利厚生のために設置している事業所内保育を除いて、市内に91カ所あります。

 ところが、全国で待機児童が大問題となり、国は認可保育園に必要な基準を緩和し「とりあえず保育できる場所」として、自治体が設置を進めるために、財源を充てました。その一つがグループ型家庭保育室です。来年度からは小規模保育事業というものが加わります。

 グループ型家庭保育室は、保育士割合は認可保育園の1/2で運営が可能です。また給食の提供がなくてもいい、園庭も要りません。わが党は、緊急的には必要であっても、保育士割合を上げ、給食の提供、園庭を確保し充実させるよう求めてきました。

 来年度から実施する新たな施設「小規模保育事業実施施設」は、給食の提供を義務付けることとなりました。これは前進です。保護者の要望が形になりました。

下図は、小規模保育事業、グループ型家庭保育室、認可保育所の比較を子ども青少年局に資料要求したものです。

Photo

 問題は保育士の体制です。

0~2歳児が一番事故が多いという調査結果があります。既定の保育士のいない、認可保育所の事故は、認可保育所の4.5倍とも言います。(下表は厚生労働省2014年1月31日発表)

0000036226__20000036226__3 親が求めているのは、安心して預けられる保育園。子どもの育ちだけでなく、親だって困ったときに相談できる保育士がしっかり配置されている認可保育園です。

 多様な保育施設が増えたのは、多様な働き方が増えたから?

 理由は単純ではありません。待機児童は以前からありました。しかし、児童数に合わせて認可保育園を建設してこなかった自治体の責任は問題です。

 それに加え、リーマンショック後、労働者の所得が減り、夫婦ともに働かなくてはならない家庭が増え、保育需要がぐっと増えました。自公民が強行採決して通した、「子ども、子育て関連3法」は、さらに施設の種類を増やし、保育士がゼロでも乳児を預かる「C型保育施設」などさらに、保育の質の格差を広げようとしています

 保育産業を営利企業に解放し、保育を儲けの道具にしていると言ってもいい企業があることも否定できなくなっています。

保育は子どもの発達を保障する大切な営み。人権にかかわる自治体の重要な実施義務として位置付けよと、しっかり国や自治体に訴えていかなければなりません。

1s

2014年2月24日 (月)

北区の保育団体が区と懇談―保育園に安心して子どもを預けられるようにして

21日に、北区の公立保育園、民間保育園の職員、保護者で作る「北区保育団体連絡会」が北区役所民生子ども課と懇談を行いました。

私は遅れての参加でしたが、小さい子どもたちの保育もあり、仕事帰りの保護者も途中たくさん加わり、予定の2時間いっぱいの懇談となりました。

20140221_2
今年度から、保育所入所方法が変わりました。入所希望を書く欄は、以前は第3希望までであったところ、今回から第6希望園まで記入しなければなりません。

お母さんからは、「『第6希望まで書かないと待機児童にはならない』と言われ、必死に第6希望を選ぼうと思った。しかし、第6まで書こうとすると、自宅からどんどん離れてしまう。小さい子を抱え、大きな荷物をもって自転車で走るのかと思うと…4月から仕事に復帰のためとはいえこんなにつらい思いをしなけでばならないのか」涙ながらに訴えられました。

入所申込み方法の変更で、区の窓口も負担が増えています。

保育園を6カ所記入するために、地図を広げ、話を聞き、説明をしてと、一人一人に時間がかかるようになっています。

名古屋市は、働く親の実態をどれだけ把握しているのか。親が働かざるを得ない、不規則勤務や交代勤務など厳しいさも増している中で働きながら子育てする親に、自己責任を求めるような入所の在り方になっていないか。区役所の現場の声もしっかり聞いて、少子化に真剣に歯止めをかける待機児童対策にしなければなりません。

2014年2月22日 (土)

緑と水の豊かななごやをー北区では公園の適正配置促進すべき地域は8学区も

 旧城北病院跡地およそ8500㎡の活用をどうするのか

「城北病院跡地を市民のために活用する会」は、旧城北病院跡地を地域住民のために有効活用してほしい、市民の意見を聞いてほしいと繰り返し名古屋市に求めてきました。
 地域住民の多くは、無条件に民間売却するのではなく、子育て支援や高齢者が利用できる施設、防災公園など、住民のために活用することを求めています。
 活用する会が取り組んだ「市民の財産である城北病院跡地は市民のために有効に活用することを求める要求署名」は短期間のうちに学区住民の1/3を超える3600筆余が集まりました。要求の切実さがわかります。
 1/8は緑地公園になるけれど―城北学区は公園整備が必要な『重点促進学区』
 名古屋市が策定した『なごや 緑の基本計画2020』(2011年3月)でも、城北学区は、「学区人口一人当たりの公園面積が0.6㎡未満」など公園整備は市の施策上、最優先されるべきです。

「なごや 緑基本計画2020」施策編47ページをご覧下さい

 1月31日の北区タウンミーティングで、市民の「跡地を住民のために子育て、高齢者、防災公園などに」の意見に、市長は「スーパーやマンションが喜ばれる」などといって、署名で示された民意を踏みにじる発言をしました。
日頃「住民の自治を進めないかん」と言っていることが、いに空虚かはっきりしました。
 あらためて、住民の安心な暮らしや憩いの場のためにこそ市有地を活用するため、名古屋市が、跡地全体を公園として整備した上で、子育て支援や防災の拠点として活用することを強く求めます。

2014年2月17日 (月)

2月予算議会を前に市議団が市政懇談会を開催

市政懇談会を開催しました。

日本共産党名古屋市議団は、来年度予算案が審議される2月議会前に、市政懇談会を行いました。ご参加いただきました市民のみなさんありがとうございました。

参加していただいた方からたくさんのご意見やご要望をいただきました。2月議会の論戦で、しっかり生かしていきたいと思います。

市議団からは、来年度予算の概要と敬老パス問題についてこの間の経過報告を行いました。

Photo_2

国民健康保険料は、国の施策で保険料減額対象が拡大します。高い国保料が払えないという国民の声にやっと応えたことでは、国民の運動の成果です。市内で、新たに減額を受ける世帯は18900世帯。今まで2割減額だった方が、5割減額になる方25500世帯増えます。

名古屋市はさらに、国の減額制度対象世帯に対して「2,000円の特別軽減」を行っていますが、申請しなければならず、「何とか自動的に軽減できるようにしてほしい」とご意見いただきました。おっしゃる通りです。議会でも何度も取り上げていますが、頑張ります。

「子育て世代に選ばれる名古屋市を目指しているのなら、安全に出産できる市民病院をなくしたり公立保育園をなくすなどしてはいけない」

待機児童問題では「入所申込みでは、第6希望まで書かされたのに、一カ所も入れなかった」

「防災公園の整備はどうなっているのか」

「高校授業料無償化が、所得制限が入ったことで、収入証明を出さなければならないが、厳しい親の就労の実態は、その書類がなかなか出せないために、無償の対象であっても受けられない子どもが出てくるのではないか」

たくさんのご要望をいただきました。

1653341_344555792353548_1182576306_
総務局担当の私は、2015年8月オープン予定、「戦争に関する資料」の常設展示に向けての進行状況について質問があり、お答えしました。

常設展示する場所は、愛知県庁大津橋分室1階(中区丸の内3413)となります。来年度は、そのバリアフリー改修のための予算と、資料や運営方法の検討のために学芸員を一人置く予算が計上されています。

名古屋高速道路でコンクリート落下事故―市議団で現地調査

名古屋高速1号楠線の高架から、コンクリート片が落下した事故(2月10日)について、日本共産党名古屋市議団の岡田ゆき子、山口きよあき両議員、北区県議予定候補すやま初美さんと現地調査、道路公団の聞き取りを行いました。(2月13日)

Dscn3575

現場は、黒川交差点から100メートルほど北へ向かった場所。

高架橋ののコンクリート壁(高速道路側)がはがれ、つなぎ目に隙間に落ちて下の道路に落下しました。つなぎ目のコンクリート部分は、ステンレス製の遮水版で覆われていました。落下の原因はコンクリートが劣化によるものでした。

Dscn3581


Dscn3570
コンクリート片。写真は130gのもの。もう一つは30g。帰署途中の救急車の屋根に落ち、5㎜ほどへこむのみでしたが、フロントガラスや、バイクなどであれば大惨事になっていたかもしれません。

Dscn3580

この高架道路は1992年建設、利用が始まったのは95年でした。設計時には、50~60年持つとしていたということですが、予想以上にコンクリートの劣化が進んでいることになります。

公社は、年4回の目視検査を行い、精密検査は、5年に1回委託業者に近接目視、打診検査、さらに状況によってはエコー検査を委託していますが、今回のように、ステンレスの遮水版で覆っている場所は、外気の影響が少ないだろうと目視の対象に上がっていませんでした。

また、劣化が思った以上に進んでいたのは、凍結防止のために道路に散布される塩化ナトリウム、つまり塩が道路の劣化の原因となっているということでした。

名古屋高速の中でも、特に北方に当たる、黒川以北(楠線、小牧線)は凍結しやすく、塩化ナトリウムの散布が多いといわれます。

建設後20年以上経過する高架橋で同様のつなぎ目は約2000カ所あることがわかりました。同様の場所の緊急総点検は言うまでもなく、そもそもコンクリート劣化への対策を早急に行うように申し入れました。

Dscn3586
上を見上げると、問題の個所以外にも、コンクリートの剥げた部分がありましたが、これは目視で発見された劣化部分を、たたいて処理した後だそうです。

Dscn3598

別の場所では、橋脚がずいぶん錆びているところもありました。車中心のまちづくり、大型ゼネコン建設を安易に押し進めてきた問題でもあります。

震災を受け、新建設ではなく維持、補修をしっかり行う責任が公社にも国、自治体にもあります。

2014年2月12日 (水)

名古屋市2014年度予算について談話を発表しました

2月議会(補正予算審議、来年度予算案審議)が、2/19~3/20に行われます。

日本共産党名古屋市議団は、「2014年度予算案」についての談話を発表しました。

安倍政権の大企業応援、庶民へは福祉削減と負担増を求める悪政に対し、名古屋市政には、市民のいのちと暮らしを守る防波堤の役目が求められています。

しかし、その内容は…

 1 安倍政権の悪政を市民にも押し付けるものとなっている

上下水道料金の値上げ、地下鉄・市バスの値上げ。さらに社会保障・税番号制度の導入に向けたシステム開発費の計上

 

 2 大企業金持ち優遇の市民税5%減税(2014年度は117億円の減収)を継続し、その財源つくりに行革を進め、公的福祉を廃止民営化進めるものとなっている。

市営住宅駐車場の値上げ、公立保育園の民営化が新たに進められる。

 3 大型開発事業に前のめりの予算案となっている。

天守閣の木造再建を視野に入れた整備検討調査費、リニア新幹線の開通前提の名駅周辺まちづくり構想や名古屋駅ターミナル機能強化の検討、金城埠頭に巨大駐車場建設、笹島の巨大地下通路建設促進など。

予算案審議では、市民の暮らしを守る立場で、問題を指摘し、積極的対案を示して論戦していきます。

一方で、市民要求とわが党の論戦が実ったものあります。

空間放射能線量測定機器の整備は、福島原発事故を受け、いち早くわが党市議団が要求していました。児童相談所の体制整備調査、国保や後期高齢者医療の減額対象者の拡大など。

また、市民運動とわが党の論戦で、敬老パスの一部負担金値上げを食い止め、保育料値上げも6年連続据え置かれることになります。

内容はこちらをご覧ください。「20140212.pdf」をダウンロード

日本共産党市議団「市政懇談会」を開催します。

ぜひご参加ください。

2014年1月13日 木曜日 18:30~20:30

名古屋都市センター 14階

2014年2月10日 (月)

後期高齢者医療保険料値上げに―県後期高齢者医療広域連合議会開催

来年度の愛知県後期高齢者医療広域連合議会が開催されました。

保険料が年間で、平均2,622円の値上げの提案に日本共産党議員団は反対しましたが、自・公・民・減税などが値上げに賛成し可決されました。

年金削減と消費税増税に加えて、保険料まで値上げすれば、高齢者の生活はますます困難になります。いのちにかかわる問題であり、保険料は抑制すべきです。年齢で差別するこの制度は廃止させるべきです。

リニア頼みのまちづくりでいいの?市民的な議論を―党市議団主催の学習交流集会開催

大雪の降る2月8日午後に開かれた日本共産党市議団主催の「リニア新幹線計画と名古屋のまちづくりを考える学習交流会」には、約100人の参加者が集まりました。

Photo

日本共産党政策委員会の寺沢亜志也さんが、リニア新幹線計画の問題点をわかりやすく解明。

リニア新幹線の基本的な性格

「大都市間だけの旅客に限定した交通機関」「大都市間のスピードアップ」現在の東京―浜松の定期でも17万円/月超え、東海道新幹線でさえ、6割の利用率が横ばいの状態で、リニアの需要があるとは言えない。

地震対策にはならない「バイパス必要論」

リニア建設の目的を「今後起きるだろう大規模地震に備え、東海道新幹線のバイパスが必要」としているが、大阪開通まで30年近くをリニア建設に総力を注げば、その間の東海道新幹線の地震対策は事実上できないわけで、理由が立たない。

エネルギー浪費型の交通システム、環境、安全性の不安は解消しない

新幹線の3倍もの電力消費するという浪費型の交通システムが、必要とされるのか。地下40mからの避難は現実的ではない。災害時の避難誘導は全く説明がないまま。

Photo_3

続いて市議団からは、山口議員が「名古屋のまちづくり構想とリニア新幹線」について報告。会場からも活発な質問や意見がありました。

リニア新幹線計画を冷静に検討し、リニアの開通にまちの将来をかけてもいいのか。過大な期待に過大な投資は、逆に地域経済を押しつぶす危険があるのではないか、大型開発を厳しくチェックする必要性、JR東海には、企業としての社会的責任に問題が多いことも浮き彫りになりました。リニア問題の本質が明らかとなった学習交流会でした。

「リニア新幹線計画と名古屋のまちづくりを考える学習交流会」の様子を市議団ホームページyoutubeにアップしています。http://www.youtube.com/watch?v=J0ntx7-aXLU&feature=c4-overview&list=UUYuMhJcB6bCD1FQmLk4sLCQ

2014年2月 3日 (月)

災害に強い安全なまちにするなら、広大な市有地は災害対策のために活用すべき―北区でタウンミーティング

 1月31日、北区役所で名古屋市の次期総合計画に関するタウンミーティングが開かれました。参加者は、市内16行政区で一番多い212名でした。

 名古屋市次期総合計画案では、目指す4つの都市像として、「人権が尊重され、誰もがいきいきと過ごせるまち」「災害に強く安全に暮らせるまち」「快適な都市環境と自然が調和したまち」「魅力と活力にあふれるまち」としています。

 最初の市民からの質問は、城北病院跡地8000㎡の活用について。「災害に強いまち」というなら、広大な市有地を民間売却するのではなく、災害拠点(防災公園など)として活用すべきではないかという意見でした。市長は根拠なく、「この辺は公園がたくさんある(?)スーパーやマンションのほうが喜んでもらえる」などといって、住民の具体的な要望を一蹴する発言でした。市の目指す方向と現実の施策の矛盾は明らかで、とても納得できるものではありませんでした。

「公立保育園をなくさないでほしい」

「堀川に木曽川導水を再開し、きれいな川に」

「高齢者の多いUR住宅に住み続けられるよう家賃補助を」

「視覚障害者は点字資料もなく映像もわからない。情報が入らない」

「上飯田連絡線で敬老パス利用を必ず実現して」など、たくさんの要望が出されました。

 身近な問題から、名古屋市の施策や目指しているものが見えてきます。北区のタウンミーティングでも、市民が求めているのは、安心して暮らせるまち。それらにこたえる名古屋市になっているのか、市民による監視が必要です。

Photo_6

Photo_7


消費税8%は困る―「小○困る!大集会」に5000人

4月からの消費税8%は「絶対に困る!」

名古屋の大集会に5000人が集まりました。

中小企業の7割が負債を抱えている中、アベノミクスで原材料は高騰し、下請け単価に増税分転嫁できる保障もなく、さらに増税されれば商売は続けられません。

また、働く人の賃金がまともに上がっていない中、消費税を上げればますます物が売れず、景気の悪循環が進むことは間違いありません。

4月から、年金はさらに引き下げられ、そのうえ、医療の窓口負担が2割になる高齢者は、ますます受診控えが進むことが危惧されます。

百害あって一利なしの増税は、絶対中止が国民の声。民意に逆行する安倍政権は退場を!

Photo_2
増税ストップのねがいを風船にのせて、雨上りの空へ飛ばしました。

Dscn3537
白川公園に、プラカードやのぼりが並びました。
Photo_3

デモ行進出発前。





« 2014年1月 | トップページ | 2014年3月 »

  • Pc200421
2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ