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2012年10月

2012年10月31日 (水)

名古屋市立南養護学校を視察しました

6月の守山養護学校に続き、10月30日には熱田区にある南養護学校を視察しました。
2006年に南区から現在の場所に移転した南養護学校は、元々地元の小学校建設予定の計画が頓挫したところに、移転しました。
名鉄神宮前歩いて10分くらいのところにあり、電車を使って登校する子どもたちもたくさんいるということでした。
新しい校舎は、採光をがたっぷり入る構造となっており、窓からは、周辺の公園や街路樹が見え、自然の中にあるかのような建物でした。
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写真はプレイルーム。各階にこのスペースが作られています。

養護学校での放課は、自由時間でもあり、その時間遊びを通して、身体のの協調性を伸ばす三輪車遊びや、全身運動にトランポリンなど、又自分の行動の見通しを持つために遊びの順番待ちや遊びの約束などを教員が目的を持って関わります。
「休み時間も学習の場で、プレイルームはそのためにとても重要な空間です」
「中学部も同様ですし、高等部では、この空間を使って、学年での取り組みに先生方がよく使われます。」
「学級単位の活動よりも養護学校の場合学年単位の活動が多いのが特徴ですね。」

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中庭。とってもいいでしょう

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廊下のガラスはアクリル板です。危険がないように。

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職員は全部で125人。教諭・養護教諭・事務職・栄養職・業務士など。職員会議はマイクを使います。

普通学校は文科省が定める施設基準があります。
養護学校にはありません。小中学部は一クラス6人までという学級人数はありますが、それ以外は先生方の教育実践や全国の養護学校などを参考にして自治体が決めます。
高等部の学級人数は文科省が「8人程度」としているだけで、愛知県は当初8人としていましたが、入学者増に対応するため、9人一クラスとしていますが、ここ数年増えているため、守山や天白では11人、南養護でも10人クラスとなっています。
教員は県の予算を使います。クラスが増えれば教員数も同様に必要で、教育予算が全国でも低い愛知県は、教員配置を低く抑えています。

娘は名古屋養護学校でした。(2009年3月卒業)
肢体不自由の場合、高等部は一クラス3〜4人でした。介助量が多いことや装具(車いすやクラッチなど)を使用するためかと思いますが、ここも増えてきています。

養護学校、特に高等部の入学者が増えています。
市内に、養護学校や高等養護学校の新設が求められています。
名古屋市は、養護学校設置義務は県にあるとして、要望はしていたと説明していますが、県が負担するのは教員についてだけであり、施設建設は名古屋市が行うものです。
入学者が増え、詰め込みのために事業運営にまで影響が及んでいる状況を把握し、学校が必要と判断しているのであれば、建設の判断をするのは名古屋市なのです。

子どもの発達にしっかり配慮された学校にするために新設を市に求めていきたいと思います。



 

2012年10月30日 (火)

保育所民間委託を断固すすめる名古屋市 人員削減目的は明らか

こんなことでいいのでしょうか。

公的保育の解体をすすめる名古屋市は、2007年に公立保育所整備計画を作り、当時123ヶ所あった公立保育所を78ヶ所にまで減らすことを方針としました。

「名古屋市保育施策のありかた指針」を決める際、公立保育所の役割を3つ上げています。

  • 「保育指針に基づくスタンダードな保育の提供」
  • 「人材育成の拠点」
  • 「子どもや家庭の状況を直接的に把握するアンテナの役割」

名古屋市は、財政難を理由に更に10月31日付けで、2018年度までの民間委託計画を発表します。

2018年までに 15園 その後の6~7年間にわたって年に4園づつ民間委託

公立保育所の役割を投げ捨て、減らした78ヶ園にだけ、その役割を担わせ、名古屋の保育の質を向上させるというのは、無理な話です。

78ヶ所については、「エリア支援保育所」として、中学校1~2校に一ヶ所の割合で公立保育園が担うと言いますが、その計画は、机上の空論で、具体性がありません。

障害児や支援困難な家庭のお子さんを積極的に預かる、在宅で引きこもっていおる親子を支援し虐待の防止の役目を担うとしていても、どれだけの体制強化するのか、公立園がないエリアはどうするのかなどは、これから検討するため、決まっていない。民間委託だけを具体的に進めていくことに、大変な違和感を感じます。

「名古屋は公立があることで、民間の質も維持してきたんだよね」という全国の声も、まるで聞こえないかのように、推し進めることは許されません。

問題の大本は国の政策にあります。

自公政権時代に小泉内閣が進めた三位一体改革は、国からの補助金・交付金を大きく削り、地方財政を圧迫してきました。その路線は民主党になっても進行するばかりです。

その火の粉が、保育行政にも飛び、公立保育所建設費の削減により、公立保育園の建て替えができず、築年数の古い園から民間委託が進むこととなりました。行革による公務員の人員削減も福祉分野では、恐ろしい勢いで進んでいます。

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(しかし、なぜそれまでに、公立保育園の建て替えを進めてこなかったのか?待機児童がゼロになることがなかったのに、公立はここ30年立ててきませんでした。そこは市の責任)

一方で無駄な大型公共事業や、開発には公共投資がどんどんされ、財界の儲けにはなっても、中小零細への仕事おこしにならず、地方財政はますます疲弊しています。

税金の使い方が間違っている。

民間委託問題は、公務員削減が目的。あたらめて住民にとって公務員の役割を市民みんなで再認識することが必要です。

保育料・公立保育園民間委託に関して、市民的な議論を起こしていかなくてはなりません。

現在、日本共産党市議団で市民アンケートに取り組んでいます。

ぜひアンケートにご協力ください。

アンケート原紙(Excel)は、こちらをクリックしてください 

ご記入いただいて、メール添付で送っていただけるとありがたいです。

宛先メール okada.yukiko@n-jcp.jp 

保育料の値上げと公立保育園民間委託は撤回を

保育料に関してなので、長文となりますがご了承ください。

26日、教育子ども委員会。

財政難を理由に、子ども青少年局が保育料の値上げと公立保育園民間委託をすすめる内容が明らかになりました。

保育料値上げとその理由

保育所は「児童福祉施設」で、保護者への負担軽減制度を安定的・継続的に維持するとした一方で、財政難を理由に公的負担と利用者負担のバランスを図るとして、値上げを方針を決めました。

値上げの方法は、2008年の市負担額を基準にして、

1. 国が決めた基準保育料に対して名古屋市が保護者jから徴収している割合(国基準徴収率という)を61.8%(政令市で2番目に低い)から、政令都市の平均の70%にする

   この場合、11億円の負担増 平均保育料は、月2450円の値上げ

2.2008年に市が負担した保育料軽減額を基準に、増えた分を保育料に上乗せする

   この場合、13億円の負担増 平均保育料は、月2905円の値上げ

3.保育の運営にかかった費用(保育運営費)の2008年度からの基準からの増加率を保育料の改定率とする

   この場合、13億円の負担増 平均保育料は、月2903円の値上げ

この3つを指標として、保育料を検討するという説明でした。

値上げ率13~16%などとんでもない。子育て支援は名古屋の目玉の施策のはず。

当局の値上げ方針を質ました。

①値上げにあたって、家計に与える影響をに配慮する?

2011年度決算ではっきりしたのは、子育て世帯の経済的厳しさです。特に所得の低い世帯と高い世帯が増えています。この2極化はここ数年続いており、中間層の世帯が減っている現状がある。

市税収入全体を見ても、個人所得が伸び悩み、見込みよりも税収が上がらなかったという現実。これを見ても、今負担増は、子育て世帯のの負担を更に強いることになります。配慮するなら、値上げは撤回。軽減策をすすめるべきです。

②保育所利用者とそうでない世帯の不公平感がある?

当局は、改定のたびに、こう指摘をしていましたが、保育料あり方検討分科会が行った市民アンケートでは、在宅の世帯も、保育所利用世帯もともに、保育料は現状維持もしくは、軽減をというのが総意です。市の仮説は否定されました。

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③財政状況が厳しい為、適正な公的負担と利用者負担のバランスを考える必要がある?

そもそも保育所の根拠法は何か。児童福祉法の「児童福祉施設」にあたります。児童福祉法の根拠法は、日本国憲法第25条 「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。 」ここにあるのです。

児童福祉法第2条「国及び地方公共団体は、自動の保護者とともに、自動の心身ともに健やかに育成する責任を負う」第51条で市町村は「保育を行うことに要する保育費用」を支弁(公費で支払うこと)する。保育料については、第56条で、「負担能力に応じ、その費用の全部または一部を徴収することができる」。徴収しなければならないものではないということ。原則無料なのです。

「家計に与える影響を考慮して」「徴収することができる」というのが、保育料の考え方なのです。

つまり、市の財政により保育料が左右されることではない。というのがそもそもの考え方。

待機児童解消は市がどんどん進めるべきこと。それを理由に値上げはする道理はありません。

減税日本ナゴヤは、この件に関して全く質疑がありませんでした。

公明党と自民党からは、子育て世帯は減税の恩恵がない、減税で財源が奪われたのだ、保育料の軽減では政令市第2番目を維持すべきなどの意見が出されました。

このあと、「保育料を値上げしないで」請願は、保留となりました。

2012年10月20日 (土)

市民アンケートに取り組んでいます。

現在、日本共産党市議団で市民アンケートに取り組んでいます。

先週から、全戸にアンケート配布を行い、今週に入って続々と返信が市議団控室に届き始めています。

ぜひアンケートにご協力ください。

アンケート原紙(Excel)は、こちらをクリックしてください  

ご記入いただいて、メール添付で送っていただけるとありがたいです。

宛先メール okada.yukiko@n-jcp.jp

寒くなってきた

我が家のカメ「てつお」

10月に入って、グンと食欲が落ちてきた。

本来、冬眠する生き物なら当たり前のことだが、ベランダにいる「てつお」は日中は暖かくて動きまわるし、寒くても隠れる落ち葉もなく、冬眠する環境にない。

外で洗濯物を干しているとサンダルを追いかけて走り回る(カメの歩みとはいえない素早さ)ので、エネルギーも使ってしまう。

カメのえさは全く振り向きもしないが、生肉なら何とか食べる。

今朝も娘に頼んで、豚肉の赤みをあげた。

Photo よく食べる。だけど栄養は偏っているよね

こうやって、12回目の冬を迎えるのである

2012年10月18日 (木)

情報をお寄せください

先日、高齢者施設で働く方から、お手紙をいただきました。

内容は、、ご自身が働く施設で、職員による入所者へのひどい虐待があり、心痛めておられるということ。

頼りにしていた、名古屋市の見学(実地指導のことと思いますが)で、「これでよくなると思いほっとして」いたのに、「虐待を見過ごしてしまった」事に怒りを感じておられるということです。

事実なら、人権を無視した大変な問題です。見逃すことはできません。

高齢者施設に入所する理由は、在宅で生活が困難になった為、やむを得ず入所する場合が大半で、私の経験では、入所後、ご自宅に戻るという選択肢をもっている人はいませんでした。

そういう意味で、たとえ認知症や身体障害があっても、第3第4の人生を人間らしく過ごすことができる終の棲家でなくてはなりません。

しかし、今の日本の福祉現場は、日本の施設基準は、ヨーロッパなど福祉先進国と比べ物にならないくらい最低の基準であり、

人間と向き合い、福祉全般において専門性を本来求められる、福祉職の身分は、その年収や、厳しい勤務実態にみられるように、低い評価となっている根本問題があります。

だから、弱者に虐待が許されることではありません。

施設など閉鎖的な場所での人権侵害は告発がなければ、隠蔽されたままで、当事者も体罰という認識で、虐待だという認識もされないまま過ぎていきます。

「名無しさん」へ

お願い

教えていただいた実態は、介護指導課へしっかり伝えました。

しかし、お手紙の情報のままでは、一刻も早い解決ができません。

勇気を出していただいて、連絡をいただきたいと思います。どこの施設でも起こりうることだという認識で、市がしっかり対応できるようにしたいと思います。

2012年10月17日 (水)

わがもの顔の航空自衛隊の飛行訓練

北区の住民の方から

「自衛隊飛行機が、数機編隊で飛んでいる」

「轟音で保育園の子どもがビックリしている」などの問い合わせがありました。

9月22日(土) 午前11時ごろ

 13機が北区上空を飛行 自衛隊機の他、県警ヘリ、名古屋市消防ヘリも見られた。

10月3日(水)午前中 

3機のC-130H輸送機が編隊飛行した

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写真はC-130H輸送機、名古屋市上空はこの水色の機体が飛びますが、

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迷彩色などは、本当に恐ろしい

名古屋市総務局に問い合わせたところ、

9月23日に開催する「陸上自衛隊守山駐屯地の第10師団創立50周年記念行事の観閲飛行に向けての、予行練習があり、

C-130H3機、13機のヘリコプターが編隊飛行実施したということでした。

当日の飛行も、予行練習も自治体への連絡はなく、「市民からの問い合わせがあるまで知りませんでした。」

自衛隊機の飛行は、通常飛行と、特別飛行がありますが、自衛隊の判断で必要があれば自治体へ事前連絡があるということです。

しかし、通常飛行は、ルートや飛行日程について、名古屋市は知らされていない。

まして今回のように16機もの編隊飛行なら、轟音も大きいため、市民も驚くような場合、事前連絡があって当然ですが、それもやられていない。

「航空自衛隊小牧基地からの航空機飛行について.pdf」をダウンロード

震災で活躍した自衛隊ですが、本来の業務はなんですか?敵を作り、力で押さえつけるための戦力であるのです。

公然とわがもの顔で、空を飛行する自衛隊はやはり許せません。

領土問題をもって、「防衛力強化」「自衛隊強化」を声高に言う政党がいますが、

現代の外交の国際的到達点は、話し合いによる平和外交が当たり前。

力を誇示し、脅威を抱かせる事は、状況を悪化させるもの。子どもに何と教えるのでしょうか。

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2012年10月11日 (木)

国際航空宇宙展 航空産業に中小企業が参入できるか 

 2012年国際航空宇宙展(JA2012)10/9~14へ行きました。

 市議会の各会派から3名づつ招待され、共産党からは山口さん、さはしさんと私3人が参加。市役所からバスに乗って、ポートメッセなごやのある金城埠頭に向かいました。

 この日は企業関係者が参加して、商談が行われているところでした。

 メインの展示場には、たくさんの企業ブースがならび、日本の企業だけでなく、海外からの企業もいくつか出店していました。

 主催は、一般社団法人 日本航空宇宙工業会で、航空宇宙機器の製造・修理の事業を行う大手大企業などの40社ほど団体で構成されおり、航空産業にかかわる市場調査、情報収集、研修などをおこないます。

 1時間半くらいかけて、企業ブースをまわりました。

 ボーイング社、川崎、三菱等、私でも知っている大企業は、機体そのもののレプリカ展示がされ、航空機部品、通信機、機体素材、その他たくさんの企業展示がされていました。

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         ボーイング747

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 純日本製の飛行機開発を進める三菱 写真はMRJ ここは人だかりができていました。

 航空機の生産では断トツの生産額を誇るアメリカのブースは、民間機と一緒に軍用機も展示が。

 軍用機:民間機=5割:5割という需要だそうなので、軍用機関連の多さも納得してしましました。

Photo         

                   沖縄に配備されているMV22オスプレイの1/50レプリカ

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               三菱のF―2戦闘機(練習機) 羽の下のミサイルで何を狙うのか。

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        「黒い物体は何だ?」と近づくと… 何と 迎撃ミサイルのレプリカ

 航空宇宙産業展では、ミサイルまで展示。こんな分野も「最先端技術」として、紹介され、商品として展示されています。

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 航空産業では、民間機も軍用機も飛行機の一種、搭載するものは、ミサイルの殺傷能力など以外は、違いがないように思います。写真は、軍用機と民間機の転用に関してのパネルですが、

 軍用となれば、軍事秘密扱いとなるため、機能が民間機と併用できることは考えにくいと思いますが、こんな研究も一方でされているようです

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         飛行機の歴史についてもちょっとしたコーナーがあり、ホッとしました。

19世紀後半の布製飛行機。 初回飛行は30mだったそうです。

展示会場を出た後、会議室に向かい、短時間ですが、今回の展示会に招待していただいた、C-ASTEC(中部航空宇宙技術センター)から関連企業の役員さんと懇談(時間がなくお話を聞くだけになりましたが)を行いました。

C-ASTEC(中部航空宇宙技術センター)は、中部圏域にある航空産業を担う中小企業でつくるセンターです。名古屋市やその近郊でも、たくさんの中小企業が、専門性を生かして、技術開発、販路開拓など、航空機産業への進出に情熱を燃やしています。

社長さんらから、中小企業の展望や課題について、率直なお話しをお聞きしました。

 主催の一般社団法人 日本航空宇宙工業会は、大企業で構成し、防衛省等からの発注も受ける為、財源も潤沢であるのに対し、中小企業に対する支援は削減されてきて、資金が少ないため、大変だとのお話しでした。

 「日本製は、品質が良い。コスト高のため敬遠されてきた面があるが、海外製品はトラブルが多いため、『トラブルより品質を』という見直しされてきている。  この点日本の中小企業が寄与できるのではないかと思っている」「その期待が名古屋に向いている今、ぜひ力をかしてほしい」

 航空機等はたしかに個人販売するものではないですよね。

 「日本市場ではあっても40機、50機程度の需要で、圧倒的にはアメリカ、ヨーロッパへどう販売経路を見いだしていくかが課題で、海外への販路開拓に対して、県市議会としてもぜひ応援を。」と言われました。

 軍用機開発という点では、同意できない点が多々ありますが、民間機に関わって、中小企業の応援が自治体としてどんな分野でできるか。考えてみる必要があるでしょう。

 お話の中で、「飛行機つくりは、大量生産でなく、確かな技術が求められる熟練工の仕事」「その点、人の育成は重要だが、やはり資金面が厳しいのです」

 「熟練」… 

 ものつくりは人作りですよね。製造業で進む非正規労働者の大量生産では、日本のもの作りに未来はありません。

 そこは、中小企業さんも一緒に、多いに声を大にしていきましょう。


2012年10月 8日 (月)

2011年度決算の審議

10月2日から5日にかけて、決算審議を行いました。

決算審議とは、2011年度の予算を組み、その予算を執行した結果が、市民の暮らしや、雇用にとって良かったか、無駄は無かったかなどをみて、今後の予算に生かすべきところや、見直すべき事を明らかにする場です。
昨年は、大企業や金持ち減税となる市民税減税が実施されませんでした。
そのため減税しない分102億円程の増収を見込んでいましたが…
実際は、企業収益の悪化や、個人所得が伸び悩んだため、増収は50億円程だった。この事も念頭に置き、以下質疑の要約を書きます。
子ども青少年局関係では、子育て世帯の経済的状況を明らかにする事をまず念頭に置いて質疑しました。
個人所得の伸び悩みが、子育て世帯にどう影響しているのか。
保育料は、世帯の所得税によって決まります。保育料はA~D階層の19段階に分かれています。
昨年と一昨年の保育料階層別に人数を出しました。
2010年に比べ、ABC階層と、D7~13の階層の世帯が増えており、所得に関しては2極化が見られます。当局の説明では、ここ最近の傾向ということでした。
もう一つ、保育料の過去3年間の歳入をみます。
2009年度は、リーマンショックが直接保育料に影響していなかった時期で、保育料平均は、18,168円、リーマンショックが影響した2010年度の平均保育料は、17,488円と下がっています。2011年度は、17,804円とわずか上がっていますが、リーマンショック前の状態には回復していません。
さらに、今年から年少者控除廃止となっていますので、それによる税金の値上げと、さらに消費税が増税となれば、子育て世帯へのダブル、トリプルパンチとなって、襲いかかる事になります。
特に2極化が進めば、低所得世帯への子どもへの影響は深刻です。
何よりも、待機児童が全国1位となった年です。待機児童が多いという事自体、働かなくては行けない家庭が増えた事の証明です。
2011年度は、市長は、保育料の値上げを進めようとしましたが、市民と議会の反対で、値上げはストップさせましたが、決算をみれば、ストップして正解だったのです。
子育て支援は
一つは、経済的支援、
2つは、待機児童対策は進みはじめていますが、どこに居ても子どもたちが健やかに育つ場を乳幼児期から学童期にかけてたくさん作ること、
3つは、子育ての悩みを迷わず相談できる場を身近に作る事です。
次回は、教育について。

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