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2012年4月25日 (水)

生活援助は、利用者の必要に応じて時間設定を

介護保険改定 生活援助の時間短縮問題
介護保険のヘルパーの訪問サービスを受けられていますか?
今回の改定で、ヘルパーによる生活援助(=家事援助)の時間が大きく短縮され、大変問題となっています。
生活援助は、ヘルパーが自宅に伺い、利用者の状態を確認し、利用者と一緒に今日の作業内容を決め、掃除機掛け、洗濯、調理、買い物などを行います。家政婦と違う点は、利用者・ケアマネージャー・サービス事業所が一緒に生活目標を決め、利用者が主体的に生活できるように援助することにあります。
3月までは、生活援助の時間区分は、概ね60分未満の「生活援助2」と、概ね90分未満の「生活援助3」の2種類でした。
しかし、4月からの改定で基本時間が、45分未満と、45分以上の2種類となり、今まで60分利用していた人がどう様に利用しようと思うと、一ランク時間区分が上がり、料金も増えることになります。
そのため、多くの方が、ヘルパーの必要時間よりも料金で安い方をやむなく選ぶということが起きています。又事業所も、時間が短縮した分、報酬も下がり、利用者が以前同様に90分の援助を希望すると厳しい経営を迫られることになります。
ある女性は、要介護1度で60分未満の援助を受けていましたが、同じ時間では値段が上がるため、45分未満に変更したのですが、「15分の時間短縮で、自分が大変な思いをして、ヘルパーさんのやれない作業をすることになり、これからのことを思うと辛い」といわれました。
低く見られる生活援助
これまで改定のたびに、軽度者からのサービス切り捨てが行われてきましたが、今回は、生活援助そのものを対象から外したいという厚労省の意図が見られます。日々の生活がしっかりと営めることが生きて行く大きな心の支えとなっています。特に高齢が、「出来ていたことが徐々にできなくなること」で意欲の減退やうつ的になることを、どれだけ防げるかが、重要になるのです。
必要な提供時間は、利用者の希望に添って決めること
厚労省は、現場の混乱がみられることから、「提供時間は、利用者の意向をふまえ、適切なアセスメント(評価)を元に決定すべき」と通知を出さざるを得ませんでした。名古屋市においても通知の徹底が不十分をいえます。市として、改定後の利用者の実態をつかむこと、事業所の抱える問題(経営困難、労働者の収入低下)も把握すべきでしょう。現場に混乱をもたらし、高齢者の自立を妨げる、時間短縮や、報酬単価の引き下げは、国は撤回するべきです。


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